2018.04.05 印刷 , デザイン

〜うみぞら映画祭2018 チケットのデザインが出来るまで〜

イベントの集客に大切なチケットのデザイン。
莫大な労力が必要なイベント開催だからこそ、チケットを手にしたお客様に期待感を持ってもらえるチケットにしたいですよね。
チープなチケットではお客様の気持ちも冷めてしまうかも知れません・・・

そこで今日は少しだけですが私のデザインをしている様子をご紹介いたします。
内容は、コチラ↓

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先日デザイン制作をさせていただいた「うみぞら映画祭2018 チケットデザイン」です。
(クライアント 株式会社海空様のOKをいただき公開しております)

☆うみぞら映画祭2018[一般チケット]作成動画

☆うみぞら映画祭2018[プレミアムチケット]作成動画


いかがでしたか?

ではここでデザインのポイントをご紹介します。

☆載せる情報は分かりやすく使いやすさ重視!

チケットに大事な情報が載っていなくてホームページで確認したり問合せをした経験はありませんか?
必要な情報が載っていないことは、お客様にとってすごく不親切です。
そして運営側も問合せの対応に時間を割くことになるでしょう。
チケットはポスターやチラシなどの印刷物と違ってサイズが小さいです。
いつ、どこで、何があるかを限られたスペースの中で明確にすることでイベント開催までの流れをスームズにできます。

☆文字や小物素材の使い方にも工夫を!

タイトルはもちろん紙面で使う文字(フォント)は全てイメージに合うものを選びます。文字の太さや形、色、影やボカシの加工などを工夫することもとても重要です。1つの文章で文字の大きさに大小付けることも文字をデザインする上では大切です。また素材の使い方にもこだわります。素材は細かい処理にこだわり一手間かけることでよりステキなデザインに仕上がります。

 

では具体的にどうしたかというと・・・

①「イベント名」はひと目で分かるように、紙面の4/1のスペースでロゴマークとロゴを配置!

4/1もスペースを使わなくても十分に目立つロゴはありますが、今回の場合はロゴマークは十分に見える大きさだと思いますが「うみぞら映画祭」というロゴが文字数が多いのでどうしてもある程度の大きさが必要になってきます。

基本的にロゴマークとロゴの大きさのバランスを変えるのはNGです。そしてうみぞら映画祭というロゴの下に小さく入っている「海と空の間に浮かぶ水上スクリーン2018 UMIZORA MOVIE FESTIVAL IN 淡路島」という文字は目立たなくても良いと思いますが見えないのはダメです。

ということで今回は全体のバランスやロゴの重要性を考え、4/1ほどのスペースに収まるこの大きさで配置しました。

②「チケットの種類」はデザインを変えて分かりやすく!

一般用のチケットデザイン

20〜30代の女性が主に好むガーリーデザインをイメージしました。
ただ、このチケットを購入する方は男女関係なくお子様からご年配の方まで幅広いので老若男女問わずに好かれるという点も意識しました。

〈一般的なガーリーイメージ〉

  • 甘く可愛らしいスイーツのようなイメージ
  • 布や木目、ドットやストライプ柄のイメージ
  • かわいい小物をコラージュしたり装飾を沢山散りばめたようなイメージ

〈今回私がイメージしたガーリー〉

「ラフ感を出したシンプルなガーリーデザイン」

ドットやストライプの素材を少し使い、おしゃれな手書きのイラストと文字を1色使いすることで雰囲気をだしました。

イラストは今回のイベントに関係ある「花火」「流れ星」「フラッグガーランド」「波」「グランピング」「ランプ」などを入れより楽しいイベントの雰囲気が伝わるようにしました。

チケットのデザインで少しでもイベントの雰囲気を伝えることが出来れば、「ドキドキ・ワクワク感」が与えられ、楽しみにしているイベントであればなおさら期待感がアップします。イベントに興味がなかった人でも、「ちょっと行ってみよう」と参加のきっかけになり集客アップに繋がります。

 

プレミアムチケットのデザイン

協賛して頂いた企業に配るチケットなのでプレミアム感(高級感)を出す事を意識しました。夜空をイメージした濃紺のテキスタイルデザインで背景を作成し、筆記体のPremium Ticketの文字色はゴールドのグラデーションに。キラキラした装飾でプレミアム感と夜空に輝く星を演出しました。
プログラムの表紙に雰囲気を合わせてデザインの統一感もはかりました。

③日時と上映映画の情報は整理して分かりやすく記載!

今回メイン会場となるのは大浜海水浴場にエリアを設ける「海の映画館」です。

一般チケットの場合、こちらの会場で人気のアニメ映画かパイレーツ・オブ・カリビアンどちらかを選んで観る事ができます。(チケットにチェックボックスのスペースを設けています)
どちらを観るかはチケットをひと目見て分かるほうが良いので表面に情報を記載しています。

それぞれの上映時間は裏面にまとめて記載しQRコードを掲載することでホームページでもチェック出来るようにしました。

 

以上が今回作成したチケット制作においてのポイントです。

 

デザインとは綺麗に見せるのはもちろんですが、分かりやすく伝えるということが大切です。
チケットひとつとっても用途やターゲットに合わせて見せ方や伝え方が変わってきます。様々な工夫をすることで、サービスの価値をわかりやすく伝え「集客や問い合わせ」へ繋げていくことが可能になります。

フレアデザインでは、チラシ・ポスター・パンフレット等の企画〜デザイン制作、印刷までをワンストップでご提供いたします。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
お問合せフォームはコチラ

 

 

最後に「うみぞら映画祭2018」のチケットは4月9日(月)より販売開始となっています。

うみぞら映画祭2018の公式ページはコチラ http://umizora-cinema.com/

 

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